伝統的な箔 縁付 -えんつけ- 2014年に国選定保存技術に指定されている「縁付」は、400年以上続く日本伝統の技で、皮板にのせた金箔を一枚ずつ竹枠で切り箔合紙にのせていきます。凹凸がありふっくらと柔らかく、より薄く美しい金箔になります。この技術は2020年にユネスコ無形文化遺産に登録されます。 特徴 : 光沢が淡く温かみがある
ユネスコ無形文化遺産に登録 金沢の伝統的技術である『縁付金箔製造』が2020年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されました。 石川県内からの無形文化遺産は4例目となります。 国内では22件目となり、これまで登録された「能楽」や「和食」になどに並びます。 国産金箔の99%を金沢が占めていますが、縁付金箔の担い手はおよそ20人とごくわずか。これまで縁付金箔の「金沢金箔伝統技術保存会」が後世に伝えるために研究を進めてきました。 縁付金箔の商品ページはこちら▶▶
現代的な箔 断切 -たちきり- 合金の配合率は縁付箔と同じですがカーボン紙と呼ばれる紙を用い、ひと束に木型を当てて専用の器具で垂直に何度も刃を滑らせることで4辺を断ち切ります。こちらも職人の高度な技術を必要としますが、一度に効率よく大量につくることができる新しい箔です。現在、日本の80%は「断切箔」です。 特徴 : 艶があり光沢がより強く出ます。 断切金箔の商品ページはこちら▶▶