鮮やかな色彩と金箔の美しい世界 光を集めて輝く「太陽の華」「月の華」をイメージし『日華月華』とつけました。 料理もお皿も空間の主役となるような思いを込めて職人が丁寧に仕上げた作品です。日本古来より継承されてきた伝統工芸の枠を飛び越え、濃淡の色彩を施すなどこれまでの工芸品には見られなかった技法を組み合わせて仕上げています。料理人の感性と、もてなす料理を引き立てる至極の逸品です。
月華 白金 - gekka hakkin - ガラス素材でありながら縦と横の線が編み込まれたような形状をした器は、藍胎漆器と言われる漆工芸のひとつを思わせます。この凹凸が光を受けた時に様々な表情を醸し出し、食材の多彩な表情を引き出してくれます。 黒×プラチナの「日華 白金」は、漆黒に浮かび上がる月を思わせます。プラチナ箔が割れている部分には、燻した銀箔を重ねることでより深みのある表現に仕上がりました。
金箔は卓越した技を持つ職人が一枚ずつ丁寧に貼って仕上げています。裏面から貼ることで奥行きと透明感が共存し、美し器に仕上がりました。 力強く描かれた飛沫は職人が1点ずつ仕上げており、同じ模様はありません。弾け飛んだ勢いの良さが金箔と色彩を調和させます。 裏面の凹凸感をそのまま活かし、金色に刷毛を跳ね上げたような動きをつけています。刷毛目も1枚ずつ手作りで仕上げています。