素材にこだわって 「おぼろ月」の器は天然素材にこだわりました。寒い土地で育ち目の詰まった木の塊を鮮やかな木目がでるように計算して削りだされていきます。そして削りだしてからも乾燥の工程に手間ひまかけて作り上げられているのです。
職人技の結集 熟練の木地師が薄く削りだした木地に、木本来の美しさを引き出す塗りを施しました。静かで穏やかな夜空を連想させる漆塗りは、漆を何度もすり込んで拭き取るという作業を繰り返し、少しずつ漆独特の深みのある光沢に仕上げることで、奥深い黒色を生み出しています。月は箔貼り職人が金箔だけでうっすらと影のある情緒的な月を表現しました。
いつもの食卓が贅沢に シャープなシルエットのおぼろ月はいつもの食卓をモダンに演出してくれます。たとえば、ご家庭でも手軽に作れる手まり寿司。おぼろ月に並べるだけで、ちょっとハレの日の装いのように食卓を華やかに演出してくれます。 手まり寿司の間からやさしい輝きの月が見え隠れ。おぼろ月から、手まり寿司が運ばれる度に、少しずつ月が表れ、風情ある食卓に早代わりです。